動物では頭部、植物では花や果実など、一部分を切り取って、そのものの特徴を強調して文字にしているのが、ナシ族トンパ文字の特徴です。
鶏は、頭のとさか。鴨は、嘴が広い。鶴は、首が長い。烏は、黒い。豚は、鼻が出ている。犬は、両耳が前に垂れている。馬は、長いたてがみ。虎は、体の模様。松は、針のような葉。栗は、幅広の葉。竹は、節がある。稲は、のぎがある。麦は、実に縫い目がある。などなど。
動植物の特徴をよくとらえていて、なるほどと感心させられます。
![]() 猿 |
![]() 鼠 |
![]() 牛 |
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![]() 羊 |
![]() 鴨 |
![]() 鶴 |
![]() 烏 |
![]() 豚 |
![]() 犬 |
![]() 馬 |
![]() 虎 |
![]() 鶏 |
![]() 栗 |
![]() 竹 |
![]() 稲 |
![]() 麦 |
![]() 豆 |
![]() 松 |
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